こんにちは。 南青山クロンヌ ウォッチコンシェルジュ川又です。
今回は2017年発表 RICHARD MILLE Ref.RM35-02
オートマティック ラファエル・ナダルのご紹介をさせていただきます。
時計界に衝撃を与え続けているリシャールミル。
今回ご紹介のモデルは公式アンバサダーであるスペイン出身のプロテニスプレイヤー
ラファエル・ナダル・パレラ選手のモデル。
スポーツ選手が着用する上で必要な「軽量」 「耐久性」 「視認性」も兼ね備えています。
3作目にあたるRM35-02は、ケース内に浮いたようにデザインされたムーブメントはそのままに、自動巻き機構が搭載された画期的なデザインとなっています。
リシャールミルのケースで主に使用されているのは
ローズゴールド ・ ホワイトゴールド ・ チタン ・ カーボン など…。
その中でも、カーボン素材のモデルに記載されている【 NTPT 】とは何だろう。
と思われたことはありませんか?
そこで、今回はNTPTについてご説明致します。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
【 NTPTとは 】
※とても軽く、強靭なNTPTカーボン
「NTPTカーボン」や「カーボンTPT」といった名称は
鍛造カーボン製品を一任して製造している会社名の頭文字です。
スイスのローザンヌ近郊に居を構える、NTPT社 ( North Thin Ply Technology )
NTPT社のカーボンは元々、レーシングヨットの帆を支えるマストの為に製造されました。
しかし、その軽量さと耐久性のバランスの良さから、
F1のドライブシャフト (車輪を動かす回転軸)
航空機のストラット (着陸時の脚)
ゴルフシャフト等、ハイレベルな素材を求める産業へ使用されるようになりました。
リシャールミルに採用されるようになったのは、2014年発表のRM011から。
更にリシャールミルは、新素材の共同開発でカーボンTPTに改良を加え、
翌年の2015年に今モデルにも採用されている「クォーツTPT」を誕生させました。
ダマスカス鋼の模様をイメージした特徴的な木目状のラインをコントロールするために
母材の曲率を変えてまで、加圧焼成を加えています。
細部まで、コストと努力を惜しまないリシャールミルだからこそ成せた素材です。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
リシャールミルにはカラーバリエーション豊かなストラップが存在します。
基本的には、ラバータイプのものがメインとなります。
各モデルの特徴に合わせて配色するのは勿論、アンバサダーにスポーツ選手やF1レーサーがいることを踏まえて、「ベルクロ」と呼ばれるマジックテープに似た素材のストラップまであるほどです。
リシャールミルはRM030・RM035・RM35-01・RM35-02 の様に類似したモデルへは
基本的にストラップの併用が可能です。
因みに、RM35-02用のストラップのバリエーションは…
ラバー | ベルクロ |
---|---|
レッド | レッド |
オレンジ | オレンジ |
イエロー | イエロー |
ブルー | グレー |
スカイブルー | ブラック |
グレー | ホワイト |
ブラック | グリーン |
ホワイト | ― |
など、様々なシーンでお楽しみいただける仕様です。
※手前からレッド・ホワイト・オレンジ・ブルー
サイズもMやLなど腕回りに合わせて選ぶことができる
理想をとことん追求した、「成功者の時計」と呼ばれるリシャールミル。
高級時計といった枠を超えた、卓越した腕時計。
これからも、更なる進化を見せ続けてくれることでしょう。
商品ページはこちらからどうぞ。
RICHARD MILLE
リシャールミル – オートマティック ラファエル・ナダル カーボン
Ref. RM35-02
ムーブメント 自動巻き
素材 NTPT/カーボン
防水 日常生活防水
ケース径 50mm×45mm