デファイ エル・プリメロ21 1/100秒 クロノグラフ

 

 

 

 

既に生産中止になっているDefy

 

南青山クロンヌ ウォッチコンシェルジュ木村です。

今回ご紹介させていただく「Defy」は同じ名前の「Defy(デファイ)」として、過去に絶大な人気を誇りながらも惜しくも製造中止となったゼニスのモデルに着想を得ています。150年以上の歴史を持つゼニスは時間計測にまつわる 2,333 もの賞を有しています。

「Defy」には挑戦と云う意味もあり、様々な革新的、前衛的な技術を駆使して新しく生まれ変わりました。

 

2017年に発表された新しいデファイは今までゼニスの代名詞ともなっていたムーブメント、エル・プリメロの最新機である「エル・プリメロ9004」を搭載しています。1/100秒の精度で計測できるクロノグラフを大量生産で実現しただけでなく、文字盤の中央にあるクロノグラフ針が一秒で一周します。そのためには動力源となるゼンマイをツインバレルとして搭載し、それぞれ8時位置と10時位置に二つの脱進機が独立して配置しています。簡単に説明すると高精度の時計と高性能のストップウォッチが一つになっています。「ハイビート」とは36,000振動/時ですがその10倍となる、360,000振動/時で動きます。

 

ムーブメントには15,000 ガウスの基準をはるかに上回る磁気と温度変化に強い特許取得済みの新しい素材、「カーボン ナノチューブ」をLVMH グループのエンジニア達が開発しただけでなく、最も加工が難しい部品の一つといえるヒゲゼンマイに用いるという世界初の壮挙を成功させました。

 

高性能を搭載しながら、従来の現行モデルと比較しても、ムーブメント直径:30mm→32mm、厚さ:6.50mm→7.9mmとわずかな差しかありません。当初の1960年代の機械と比べても、部品数は278個から203個へと逆に、機構が複雑化しているにもかかわらず、パーツの数は減少しており、より効率的で合理的な設計を元に生み出された事がこの数字が物語っております。

 

 

2 段階式リューズ(巻き上げおよび時刻調整用)で行う手動の巻き上げは、時計回りでクロノグラフを、反時計回りで時計を巻き上げるという両方向式です。25 回リューズを回すと、クロノグラフの香箱(バレル)に充分なエネルギーが蓄積されます。星型のアウトカットが施されたローター分銅は片巻き式で自動的にゼンマイを巻き上げ、時計の機能に必要なエネルギーを蓄えます。

 

 

 

 

それらを守るケースにはセラミックの硬く、軽く、傷がつきにくい特徴をそのままに、セラミックとアルミニウムを分子化&融合させさらに硬度アップし抜群の耐久性を誇るセラミナイズドアルミニウムやチタンを採用。ヴィンテージモデルの角ばった造形をレトロモダンに再現したケースはラグが短くストラップが隙間なく収納され腕に乗せた際の手首へのフィット感にも優れています。

人気があり在庫の無い場合もお探しいたします。是非お電話にてスタッフまでお問い合わせ下さいませ。

 

スイス時計産業を復興させた立役者 ジャン・クロード・ビバー

世界最大のラグジュアリーグループLVMHのウォッチディヴィジョン プレジデントとタグ・ホイヤーCEOとウブロ会長とゼニス会長を兼任されていましたが、今年69歳を迎えられ健康上の理由によりタグホイヤー・ウブロ・ゼニスの社外取締役に留まられるそうです。人を魅了する事にたけられていて情熱的な性格は反面直ぐに怒りやすく、顔を赤くして声も大きい事から 別名【瞬間湯沸かし器】 と周りに慕われていたそうです。

 

ZENITH

デファイ エル・プリメロ21

Ref, 49.9000.9004/78.R582

ムーブメント 自動巻き

素材: セラミック

防水: 100m

サイズ: 44mm

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