卓越したクラフトマンシップにより
優れた技術と実用性を兼ね備えたヨットクラブ

今回はIWCのポルトギーゼ ヨットクラブのご紹介です。

 

YACHT CLUB

ヨットクラブとは1967年にIWCが成功を収めたモデルネームになります。歴史あるモデルネームが2010年にポルトギーゼシリーズでリバイバルされました。海をテーマに持つポルトギーゼはIWCで最も成功を収めたブランドアイコン的代表作になります。エレガントなデザインと大きいケースを持ち合わせている事から複雑機構を搭載しやすく、永久カレンダーやミニッツリピーター、トゥールビヨンなどコレクションは幅広く製造されています。ヨットクラブはその名の通りヨットでのセーリングをテーマにシリーズの中でも唯一スポーツモデルの要素が加わり、自社開発のフライバッククロノグラフムーブメントが搭載されファミリーの仲間入りを果たします。

 

 

スポーツデザイン

ポルトギーゼでは、プリントではなく文字盤に立体感を出しているアップライドのアラビア数字と磨き上げられたリーフ針の組合せ、レイルウェイトラックの分目盛り、文字盤外周に配された4分の1秒の目盛りの付いたフランジリングはベーシックなデザインコードですが、ヨットクラブでは時分針とインデックスに夜光塗料を採用し、クロノグラフ秒針を赤色にする事でバランスのとれたデザインながら卓越した視認性を確保しています。船を停泊する時につないでおくための杭を連想させるプッシュボタンとリューズガードはスポーツモデルらしい実用性と雰囲気を演出しています。サテン仕上げのケースサイドとポリッシュ仕上げのコントラストが綺麗なケースはよく作り込まれており60m防水性能を持ちます。

 

 

 

 

クロノグラフキャリバー89360

2007年に発表されたIWCの自社開発キャリバー89360はポルトギーゼラインにはヨットクラブが初めて搭載します。文字盤に縦目の2カウンタ―クロノグラフになりますが、12時位置のインダイアルに時積算計と分積算計が同軸積算で表示されます。同軸表記の場合、計測時間が長いほど時間の読み取りが簡単に行えます。更にケースバックから見えるIWCが得意とするダブル・ラチェット機構の自動巻きは、巻き上げローターの動きが少なくても十分な巻き上げ効率を得られるように設計されています。更にローターを軽量化する事で、歯車同士の摩耗を軽減しています。

 

 

 

PROBUS SCAFUSIA

良質なステンレスを加工したフォールディングバックルは時計をしっかりと固定し手首へのフィットは違和感なく馴染みます。

 

 

バックル部分にはIWCのマークと共に   “PROBUS SCAFUSIA”   と記載があります。

“シャフハウゼンの優れている、卓越したクラフツマンシップ” という意味です。

IWCは社内に厳格な製品基準を設けており、このマークは最高級の品質を保証している証です。

ラバーストラップの裏には模様が入っており、濡れたり、汗をかいても肌に密着しないように加工され、表には美しい模様が施され高級感がありヨットクラブとバランスの良いデザインになります。

完成度の高いIWCのスポーツモデルを是非一度お手に取ってご覧ください。

 

 

ポルトギーゼ ヨットクラブ

Ref. IW390211

ケースサイズ:45.4mm

キャリバー Ref,89361

パワーリザーブ 約68時間

振動数:28800振動

部品点数:299個

石数:38個

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