ヴァシュロンコンスタンタン ジャルージ
「最上の品質の時計だけに限って製造する」とういう企業理念に基づき、1755年の創業から一度も途絶えることなく
継続して時計を製造してきた真の世界最古の時計ブランド
「ヴァシュロン コンスタンタン」
1985年に創立230年を記念した「model230」に始まり、壮大な歴史の中でも
象徴的なタイムピースを現代風にアレンジしたのがヒストリカルコレクションです。
フランス語でシャッターを意味する「ジャルージ」は1930年代発表モデル。
分業制と機械化を推し量り近代時計産業の礎を築いたヴァシュロン・コンスタンタンらしく、
ケースはヴェルジェ・フレール社、
ムーブメントはジャガー・ルクルト社によって製作されました。
60年の時を経て1996年に復刻を遂げた、まさにヒストリカルな逸品です。
搭載しているムーブメントcal.1017 は、1992年 ジャガールクルトが手巻きレベルソ用に製作したcal.822がベース。
ダイヤセッティングのないプレーンモデルや手彫り彫刻モデルは見かけることもありますが、ベゼルだけでなくラグとシャッターにも
ダイヤモンドをセッティングした個体は今までに見たことがなく、恐らく特別オーダーのユニークピースであることが考えられます。
ヴァシュロンコンスタンタンにてオーバーホール、外装仕上げを含むコンプリートサービスを実施した修理明細書付き。
ムーブメント、ケースのシリアル、搭載されたキャリバー、製造年などが記載された歴史を紐解くアーカイブも付帯。
蘇ったタイムピースは、新たなオーナー様の下で再び息を吹き返します。
ヴァシュロンコンスタンタンの歴史を紐解く素敵な体験をしてみませんか。
継続的に時計を作ってきたブランドとしては世界最古という歴史を誇る「ヴァシュロン コンスタンタン」。
18世紀当時、時計師はキャビノチェ(屋根裏の人)と呼ばれていましたが、時計技術だけではなく
芸術や文化に精通した知識人でもありました。
今では世界三大腕時計ブランドのひとつと言われるヴァシュロン コンスタンタンは、
そうしたキャビノチェの伝統と技術を継承してきたブランドなのです。
トゥールビヨンや永久カレンダーのような複雑機構を得意としていますが、芸術的とすら表現できるデザインや装飾技術も、
伝統のあるブランドならではの特徴となっております。
こうしたセンスがブランドの生み出すモデル一品一品に反映される為、オーソドックスな3針モデルでも、
ヴァシュロンコンスタンタンならではの個性を感じる事が出来るのです。